Works & staff部署・社員紹介

interview04
第1技術部 部品技術室
ダイキャスト型・品質グループ
花田 竜平
Ryuhei Hanada
2013年入社
- トヨタ自動車北海道を
選んだ理由は? - 生まれ育った北海道で仕事がしたいと考えていて、トヨタ自動車北海道は世界の舞台で活躍するトヨタの車づくりに北海道で携われることができ、生産技術・工程管理・解析業務・ライン立ち上げなど幅広い業務に関われることができるのに惹かれ、志望しました。
- どのような業務を
担当しているのですか? - 入社後、一貫してアルミを金型で鋳造するダイキャストに関わる業務を担当し、現在はダイキャスト部品の品質改善、CAE解析(コンピュータを用いた解析)、新製品の生産準備などを任されています。
- 仕事のどんなところに
やりがいを感じますか? - ダイキャストは0.1秒という短時間で金型内に高速・高圧で充填するため、金型内のアルミの挙動を見ることができず、これまでは勘やコツで不良対策を実施してきました。以前、あるダイキャスト部品で長年にわたり、品質が安定しないものがあったのですが、その際にCAE解析を用いて金型内のアルミ挙動の見える化に成功。上司や製造部署から、長年苦労してきた不良を、ピタリと下げてくれて、ありがとうと言われた時には感極まるものがあり、この仕事のやりがいを強く感じました。

- 今後、挑戦したいことは?
- 環境にやさしい車づくりにダイキャスト工程から貢献するため、CAE解析の技術をこれまで以上に極めていきたいです。さらにダイキャスト現象の見える化はもちろん、どの拠点よりも早く、コンピューターを用いて設計や試作、テストを行うMBD(モデルベース開発)を進めていきたいと思っています。
- 学生の皆さんへ
メッセージをお願いします。 - まずは学生生活に悔いが残らないように思いっきり楽しんでください。私たち技術員は日々の仕事でPDCAサイクルを大切にしていますが、それは皆さんが取り組んでいる研究でも同じだと思います。今、何気なくやっていることも将来どこかの場面で使う機会があるはずですから、いろんなことに興味を持って、毎日を過ごしてほしいと思います。自分も、日々強く意識しています。

ある日のスケジュール
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- 出社
- メールチェック、予定表確認
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- 現場確認
- 夜勤の情報や困りごとなどを確認。現場との連携強化と情報共有に努め、新ライン立ち上げの際の参考にしています
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- 型設計構想
- トヨタ自動車と合意した製品形状をもとに、3D CADで金型の設計を構想
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- 昼食
- 同僚と社員食堂で昼食。食後は食堂横のコンビニでお菓子を買い、雑談を楽しむのが日課
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- 昼一ミーティング
- 上司からの情報展開があり、仕事の困りごとなども共有
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- 技術報告会
- 所属部署全員で集まり、毎月書いている技術報告書を発表
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- トヨタ自動車製品設計との定例会議
- 新製品についての意見交換を行い、製品の形状、プロジェクト日程などを決め、車両としての設計課題やコスト目標などを共有
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- デスクワーク
- 日程表の更新や技術報告書の作成、会議用の資料をまとめたりします
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- CAE解析
- 検討した新製品の金型形状に対する解析を開始。1日の終わりに解析を回して帰ると、自動的に仕事が進み、仕事の効率が高まります
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- 帰宅
- 帰宅後は会社で受けられるTOEICに挑戦するため、英単語帳で勉強